世界中の人たちを魅了する深い青い石「サファイヤ」が9月の誕生石です。サファイヤの名前もラテン語で青を意味するSapphirus(サフィルス)が由来で、変化する一日の空の色をしているということから、「天の宝石」「空の宝石」とも呼ばれ、「天に近い」=「神に近い」石として誠実や清浄の象徴として、聖職者の指輪に使われてきたそうです。
スリランカやマダガスカル、ミャンマーが主要産地で、ルビーと同じコランダムという鉱石の仲間ですが、赤い石以外の色が全て「サファイヤ」と呼ばれます。
ただし「サファイヤ」の前に何もつかない「サファイヤ」はブルーのことを指し、虹のようなカラーバリエーションの「サファイヤ」は「ファンシーサファイヤ」と
総称して、それぞれ「サファイヤ」の前に色の名前がつきます。
【↑ファンシーサファイヤ】
ファンシーカラーの中で最高級とされるのは、ピンクとオレンジ中間の微妙な色が美しい【→パパラチアサファイヤ】スリランカの言葉で「蓮の花」を意味するこの色の石は、スリランカでしか産出されないため稀少性が高く人気がありますが、、現在では殆ど採れません。
そして、ブルーの「サファイヤ」だけに現われる3本の交差した線を持つものを「スターサファイヤ」と呼んで、一線を画す存在になっています。
【←スターサファイヤ】
この夏、盛り上がったロンドンオリンピックの開催国イギリスの王室で長く愛されている「サファイヤ」は、事業を進める上で持ち主を災難から守り、その目標を貫徹する意志を強めて惰性に流されないようサポートしてくれるパワーがあるとされているので、自分の努力とチームプレイのどちらも欠かせない状況におかれている人におすすめです。