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あるじゃんぶろん

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7月の誕生石「ルビー」

赤い色が、燃え盛る炎をイメージさせる7月の誕生石「ルビー」は、その名もラテン語で赤色を意味する「Rubeus」が由来です。(右の画像が原石)
採掘に関する最古の記録は2500年前で、旧約聖書の中に「ルビー」に関する記述がいくつか出てきます。中世では「ルビー」の中に閉じ込められた星が激しく燃えているという伝説があり、身に着けた人の情熱をかき立てて、能力を最大限に引き出す力があるとされていたそう。
そして古代ローマでは炎と戦いの軍神マルスが宿る護身の石として、また古代インド人は「宝石の王」という意味「Ratnaraj」(ラトナラジュ)と呼んで戦士が身に着けると無敵と信じられていたとか。
そんな言い伝えのある「ルビー」は、ダイヤモンドに次ぐ硬さを誇り、さらにダイヤモンドに比べて鉱山が僅かしかないことから、ダイヤモンドより希少性があるのです。
鉱物学的にはサファイアと同じコランダム(鋼玉石)に属し、その中で赤色のコランダムだけを「ルビー」と呼び、他の色は全てサファイアという名称になります。赤くなるのは僅か2%弱の酸化クロムという物質が含まれるだけ。そしてミャンマー、タイ、スリランカ、ベトナムなど東南アジアだけが産出国になり欧米では採掘されないのです。中でも「ピジョンブラッド」と呼ばれる色の殆どがミャンマー産で、ダイヤモンドを凌ぐ評価を受ける事も珍しくありません。

「情熱と勝利の象徴」の石として、様々な国の王や権力者に愛された「ルビー」は現在も、身に着けている人の内なる情熱を引き出して魅力的に輝かせ、勇気と自信を高めるパワーストーンとしても人気があり、「ルビー」の美しい赤い色は、私たちの心を奪ってやみません。

左:PT ナチュラルルビー1.052 ダイヤモンド0.750 ネックレス ¥680,000.-
右:PT ルビー1.000 ダイヤモンド0.200 リング ¥580,000.-

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