6月2日からイギリスではエリザベス女王(86)の即位60年を祝うイベントが始まりました。3日には、ロンドンのテムズ川で水上パレードが行なわれ、夫フィリップ殿下(90)、チャールズ皇太子夫妻、孫のウィリアム王子夫妻らとともに、金色の装飾が施された遊覧船に乗船。約千隻のボートやカヌーとともに観光名所のタワー・ブリッジをくぐり祝賀ムードを一層盛り上げました。
さて、イギリス王室といえば、王笏に飾られている世界最大級のカットダイヤモンド、「カリナンI世」530.20ctが有名ですが(写真左)、1905年に南アフリカで発見された原石は3100ct以上あり、後に9つに分けてカットされ、一番大きいダイヤモンドがこの「カリナンI世」。2番目に大きなダイヤモンド「カリナンⅡ世」317.40ctは、国王の冠(写真右)にマウントされ、王笏とともに現在でも国王の公式行事の際に実際に使われています。
私は以前イギリスを観光で訪れた際に、このダイヤモンドを見ましたが、この世のものとは思えない輝きの美しさと、その大きさに圧倒されました。世の中にはキラキラするものがたくさんありますが、カットの美しいダイヤモンドから放たれる輝きは格別で、実際に目にした人々を魅了してやみません。
エリザベス女王即位60周年
♪♪♪ Miki ♪♪♪