4月の誕生石は皆様ご存じの「ダイヤモンド」。名前の由来はギリシャ語で「征服できない」という意味の「adamazein」からで、のちに「硬い石」という意味のラテン語「adamant」から「diamond」に変化したそう。ちなみに和名は「金剛石」。モース硬度“10”は天然石として最も硬く、その侵し難い硬さから「永遠の愛と絆の象徴」となり、エンゲージリングの定番となったのです。
そんな硬さが強調される「ダイヤモンド」ですが、鉱物学上の分類では炭、鉛筆の芯などと同じ成分（グラファイト）の炭素なのです。真っ黒で柔らかい炭素が高温のマグマの中で永い年月をかけて結晶化し、さらに様々な偶然が重なり生成された石だけが硬くて無色透明になり、美しい色合いを帯びたダイヤモンドの原石となります。その原石は4tトラック1台分の岩石を採掘して僅か1カラット=0.2g といわれています。そしてその貴重な原石を美しい宝石にするために、最大限に光を取り込み、まばゆい光を放つカットを人間が施すことで最も価値の高い宝石になります。

美しさだけでなく「勝利に導く」パワーがあり、古来より戦場に赴く兵士たちのお守りだったダイヤモンド。身に着ける人に自信を与えて才能を引き出し、成功を引き寄せてくれる力がある石としても人気です。

宝石とは出会い、と良く言います。桜咲く新年度が始まる出発の月、4月…もしかしたら今の自分にピッタリと来る「ダイヤモンドジュエリー」と “あるじゃんぶろん” で出会いがあるかも知れません。